2009年4月19日日曜日

最後の授業

最後の授業 ランディーパウシュ著
絶対読んだほうがいい!そしてDVDを見たほうがいい。
本は読まなくてもDVDだけでも見て。その明るいパワーが伝わるから。

末期ガンを抱え、残り3~6か月しか生きれない。
まさかそんな人には見えない。本当に明るくて、ユーモアたっぷりで、
笑い声が絶え間なく響く会場。

「現状は変えられません。だから現状の受け止め方を変えるのです。
配られたカードで手を考えるしかありません。」

カーネギーメロン大学教授でコンピューターサイエンスを教える。
Aliceと呼ばれるゲームやストーリーテリングを通してプログラミングを学ぶ3Dグラフィックスを作った。

・・・といっても、ぼくは技術系じゃないんで実際よくわからないけど、
単純に楽しそうだよ。この授業。バーチャルリアリティーってやつかな。

この最後の授業では、
いかに自分が夢を叶えてきたか。

そして、いかに人の夢を叶えてきたかを語っている。
人の夢を叶えるほうが幸せだと彼は言う。


「明るく、前向きに夢を叶えるために生きな。」

っていうメッセージが伝わった。ありがとう。
ぼくもそんな人の心を変えられるようなメッセージが残せたらいいな。

ランディー・パウシュ氏はもうこの世にはいないけど、
今も何十万人もの、何百万人もの心の中で生きているんじゃないかな。


「夢をかなえる道のりに障害が立ちはだかったとき、
僕はいつも自分にこう言い聞かせてきた。

レンガの壁がそこにあるのは、理由がある。
僕たちの行く手を阻むためにあるのではない。
その壁の向こうにある「何か」を自分がどれほど真剣に望んでいるか、
証明するチャンスを与えているのだ。」

「明日のスキャンの結果が悪かったとしても、生きていることはすばらしくて、
今日ここにきみと一緒に生きていることはすばらしいという気持ちを、きみにも知ってもらいたい。
(中略)今日は、いまこのときは、とてもすばらしいね。僕がどんなに楽しんでいるか、
わかってほしいんだ。」


人に見せない本音も、
「癌の治療を受けながら前向きでいつづけることは、いつも簡単というわけではない。
深刻な医学的問題をかかえていると、自分の感情と折り合いをつける方法を見つけるのは
つらいものだ。(中略)多くの癌患者は、勇敢なところを人に見せなくてはいけないと感じている。」

そして人生のアドバイスも
「自分を評価する能力をのばせるかどうかだ。」
「ほとんどすべての人に長所はある。とにかく待つことだ。いつか見えてくる。」
「経験とは求めていたものを手に入れられなかったときに、手に入るものだ。」
「だれかにしてもらったことを、だれかにしてあげなさい。」
「楽観的になれる理由の一つは、不測の事態に備えているからだ。」
「自分に値しない仕事はない。」

「夢をどのように実現させるかという話をしたのではありません。
人生をどのように生きるかという話をしたのです。人生を正しく生きれば、運命は自分で動き
出します。夢のほうから、きみたちのところにやってくるのです。」

そして彼は最後のヘッドフェイクを涙で声にならない早口で言った。
最後のスライドをクリックしながら。


ランディーパウシュ氏のように、専門的な知識を持ってなくても
ぼくたちもどう生きるのか。生きる大切は教えられるはず。

商品画像:余命1ケ月の花嫁
余命1か月の花嫁』 この本も
泣きながら一気に読める。涙はとまらない。最後まで止まらないから。

「いま何してる?」「生きている」

明日がくることがキセキだって教えてくれる本。
なんで、こう前向きになれるんだろう?そして「幸せ」だといえるんだろう?

死と生を見つめて。
『夢を叶えるプロジェクト』
いつかぼくたちもしませんか?

2009年4月12日日曜日

スティーブ・ジョブズの流儀

スティーブ・ジョブズの流儀 リーアンダー・ケイ著

「マッキントッシュは私の中にある。それを取り出して製品にしなければならない」

日本でも寡占状態のようなi pod。
そしてi mac。使ってる人も多いですよね。

アップル社=スティーブジョブズと言える。
そのビジネスに対する考え方、感性に触れられる作品。

アップル社を12年も追って、アップル社とスティーブジョブズを物語る。

個人的に、
「フォーカス」と「シンプル」という言葉が胸に響いたかな。

i macは持ってないけど、i podは持っていて
そのデザインと機能性(使いやすさ)にはびっくりする。


なぜもこのような製品になったか?
答えは、徹底的にシンプルを目指したから。
どうやって?
フォーカスをして。

「スティーブのやり方がほかのみんなと違うのは、最も重要な決定は何をするかでなく何をしないかを決めることだ、と信じていた点だ」
と1983~1993年までのCEOを務めていたジョン・スカリーは言う。

圧倒的なまでに、付加価値を削ることによって、製品に付加価値をつける。
「シンプル」という名の付加価値を。

スティーブはアップルを起こし、その後権力闘争により一度辞職している。
そしてまた帰ってきた。そして帰ってきた時はアップルは倒産直前だったという。

その時に、アップル社の商品をとことんフォーカスした。
売れ行きがよかった携帯事業も。
人材もフォーカスした。アップル社は少数精鋭のAプレイヤー集団だという。


フォーカスとは捨てること。その発想素晴らしいですね。

「フォーカスとはノーと言うこと」「シンプルとはノーということ」


以下、特に好きな言葉。
「デザインとは形式ではなく機能である」

「失敗を覚悟で挑み続ける、それがアーティストだ。
ディランやピカソは常に失敗を恐れなかった」

「相手が言い返さざるをえないように仕向けている。思いが強ければ弁明するはずだと。
緊張感を高め、血圧を高めることで、相手が自分なりの言い分を持っているのか、強い論戦ができるのかを確かめる。イエスマンだったらおしまいだ。」

「競争相手に勝つためでもなく、お金を儲けるためでもない。可能な限りでどでかいことを妥協せずにやる。それが目標。」


デザインや梱包、広告、店舗までにも完全主義をつらい抜いてるという。
i mac の名CMを2つ。
PC Think different
<伝説の1984>   <think differntly>
(上の白い箱じゃまだなー・・・)


これ読むと
i macもipod touchもほしくなるよー。


それにしてもこの本の白さ、デザインは
商品画像:佐藤可士和の超整理術
「佐藤可士和の超整理術」 

を思い起こさせますね。
この本も触っただけで、どこかデザイナブル(?)な感じがします。ハイセンス!!

佐藤可士和も「捨てる勇気が価値観を研ぎ澄ます」と言ってます。
この本も好きだなー。レベル3の「思考」の整理術は難しすぎだけど・・・。ロジカル!

ちなみに捨てるつながりで
商品画像:決断力
『決断力 羽生善治著』も。

「山ほどある情報から自分に必要な情報を得るためには、「選ぶ」より
「いかに捨てるか」のほうが重要なのである」
「もっと簡単にやれ、ばかもん。(キス・アプローチ keep it simple,stupid)」

「確実にという気持ちに逃げると、勝ち続けるのは難しい。成功する可能性がある限りは
新しいことに挑戦していきたい。」

う~ん・・・。できる人の思考回路ってみんな似てるね!!

全然話違うけど、最近の好きな言葉
「日本(ジャパン)を元気にしよう!!」

2009年4月11日土曜日

脳を活かす勉強法・脳を活かす仕事術

商品画像:脳を活かす勉強法     脳を活かす仕事術
「脳を活かす勉強法」   「脳を活かす仕事術」  茂木健一郎著

今回は、茂木さんのこの2冊。
合計で100万部を突破したというかなりのベストセラー。

読みやすく、面白いんですが、
それで終わっちゃう人も多いのではないのでしょうか?

やっぱり、自分の中で
「フレームワーク」を作り「so whatの具体的なaction」まで落とし込むことが必要。
・・・この2つの本以外にフレームワークができてないんだよね。。
でも逆に自分でロジックツリーを使ってMECEを作る練習になると思います。


一言で趣旨をまとめると・・・
「脳を活かす勉強法」  → ドーパミン(喜び)を感じ、成功体験を積もう!
「脳を活かす仕事術」   → outputを心がけ、「わかる」を「できる」に変えよう!

この本のすごいとこはこれでもかってぐらいに具体的な方法があげられる。
それをまとめると・・・

「脳を活かす勉強法」
1ドーパミン強化学習     → 試行錯誤⇒成功⇒ドーパミン⇒またtry
2タイムプレッシャー      → 時間をきめて実行
3鶴の恩返し勉強法      → マックスのスピードで、とにかく多くのことを、夢中でやる
4細切れ時間活用法     → 思いたったらすぐやる。1分、2分でも。
5モダリティ記憶術       → 五感使って覚える (見て、聞いて、触って、嗅いで、舐めて) 
6睡眠              → 眠ることによって短期記憶を長期記憶に。
7コンディション分析      → 絶好調の時の感覚を覚える。失敗⇒分析⇒再考⇒行動 
8一回性            → 自分の個性を磨く。ミラーニューロン(刺激ある環境に身を置く)
9偶有性            → 安全基地を持って、チャレンジ

「脳を活かす仕事術」
1input outputサイクル   → 少しずつ早めにリリース。憧れと比べる
2情報整理          → ブログでデブリーフィング。背伸びする。
3身体を使って脳を動かす → 1時間セットアップ法  1時間でのゴールを決めてそれに向かう。
                   すきま時間
                   タイガージェットシン いきなり全力。いきなり核心。
4クリエィティビティ      → 思考のリフティング・世界へのといかけ 常に考える。それって本当?
5セレンディピティ      → コミットメント。メンターに出会う。
6オプティミスト        → 根拠ない自信を胸に、笑って仕事する
7ダイナミックレンジ     → リアル(本気)に触れる。
                   反対(二面の)意見を大事にする
                   アウェー戦に挑む。
8イノベーション        → 受難を情熱で乗り越えて、喜びを追求する。


・・・と、まとめてみたが、まだまだ具体的なactionまでには落とし込めてないものも。
「勉強法」「仕事術」とかぶってるものも多い。

個人的には

ドーパミン
タイガージェットシン
鶴の恩返し勉強法(コミットメント)
細切れ時間活用法
モダリティー
安全基地のうえのチャレンジ
根拠なき自信を胸に笑って仕事する
少しずつout put(65点主義)
あこがれと比べる

を大事にしたいなー。

「わかる」と「できる」って本当に違うんだなって思いました。
そして「できる」と「結果を出す」ってのも違うと、本当に感じます。

ちょっと反省。そして具体的な行動は
悔しさを感じる(反省)→「実際に行動する(しゃべる)」という練習。→行動

他人にあんだけ言って、できない自分がなさけないよー。目指せoutput主義。

よしがんばる。
ものごとをまとめて、それをoutputするってのは難しいねー。

2009年4月5日日曜日

いま、すぐはじめる地頭力

『いま、すぐはじめる地頭力  細谷功』
コンサル系(ロジカルシンキング系)の本で一番簡単な本。

この本の趣旨は、たった3つのこと。
「結論から、全体から、単純に」
ただそれだけ。でもこの3つが本当に大切で、なにげ難しいんですよ。

キーワードは
今の現在地から「離れる」ことだと言っている。

・「結論から」は目的から見てみなさい
・「全体から」は上空から見てなさい
・「単純に」は一歩下がって見てみなさいと。

結論から=仮説思考力では
why(本質・ココロ)を見る。最初にまず65点を目指す

全体から=フレームワーク思考力では
フレームワークを意識(MECE、5W2Hなどのテンプレートを使う)

単純に=抽象化思考力では
簡単な言葉にする。物事を概念化する。くくるっていうイメージかな。

と述べる。やっぱりこの「結論から、全体から、単純に」を意識していきたいですね。


で、なぜこんな去年のブーム本をわざわざいまさら紹介したかというと(このブログ結構古いのしか紹介してない・・・)
やっぱり人の話を聞いたり、自分が話したりする時に、

「思考をまとめなきゃなー」と強く思ったんですよ。
大切なことは
『伝えることではなくて、伝わること』とも本書では書いてあったんだけどその通りで

1.常にso what(相手が言いたいことは何?具体的に自分がとるactionは何?)って考えること
2.MECEやNLCや5W2Hを使って頭の中に引き出しを作ること

この2つをやるだけでも全然話す姿勢・聞く姿勢ってのは変わってくると思いました。

「こいつ何言いたいんだよ」  →so whatを意識  →今、どんなclaimについての話か考える
「何でそうなの?」        →why(RSN)を意識→勢いのある言葉でうなづくだけでなく、ロジカルに
「で、どんな行動するの?」  →so how(how)を意識→具体的なactionまで落としこめる

となっていくと思いました。これは積極的に生きる上で大切なスキルだと思う。
critical thinkingも大事ってよく言われるけど、ようは「自分の頭で考える」ことが大事。

もう少し、コンサル系(ロジカルシンキング系)の本を読んで特訓しなきゃと思いました。

というわけで、課題書。
『ロジカルシンキング 照屋華子・岡田恵子著』
ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)
MECEとso what?/why so?の合体ロジカルツリーで全体を把握!!

『問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 斎藤嘉則著』

ゼロベース思考、仮説思考。
MECE、ロジカルツリー。でソリューション・ンシステム(課題設定→解決策仮説→解決策検証)

『考える技術・書く技術 バーバラ・ミント著 』
http://blog.livedoor.jp/mark_t/archives/cat_644876.html
ピラミッドで考えよ。

『仮説思考 内田和成著』

まず、仮説ありき。

『戦略「脳」を鍛える 御立尚資著』

ユニークな戦略=定石+インサイト
インサイト=(パターン認識+グラフ発想)×シャドウボクシング 
       +(拡散レンズ+フォーカスレンズ+ヒネリレンズ)


御立さんのはロジカルシンキング+αが入ってますね。
いやどれも難しいっすよー。ほかにもあげたらきりがないですし、
これらもまだまだ書評できるレベルじゃないんで「課題書」で。


ちなみに『ビジネス頭を作る7つのフレームワーク力』より

『論理思考力が身につかないという人は、単純に質量が足りないからです。
コンサルティング会社で、毎日これを行って、自分がフレームワークがつくれるようになるのに
早い人で半年、遅い人で3年かかります(ちなみに、私は2年かかりました。)』

まじかー。そんなにかかるのか・・・。コツコツがんばんなきゃなー。
でも、ディスカッション少しは役に立ってますよ。